鎌田鍼灸治療院(カマダシンキュウチリョウイン)

熊本県熊本市南区城南町、熊本バス・杉上小学校前バス停から徒歩15分の「鎌田鍼灸治療院」です。

・院長:
鎌田洋典(カマダヒロノリ)
1971年9月28日生まれ
(男・天秤座・B型)
・電話番号:
0964-28-0349
(受付時間は施術時間の欄をご覧ください)
※携帯でご覧の時に上記リンクをクリックすると施術院に電話をかけられます。お電話の時には「鍼灸・接骨なびを見ました」とおっしゃってください。
・住所:
〒861-4201 熊本県熊本市南区城南町坂野1793-2
〒861-4201 熊本県熊本市南区城南町坂野1793-2

(①車で・・・ダイヤモンドシティクレアから国道266号線で城南町に入ると、すぐに左側にローソンあり。ローソン過ぎて3つ目の曲がり角の左に看板あり、そこで左折して車で1分。突き当たりの坂を上るとまた看板あります。そこの丘の上にある白い屋根の家です。
②熊本バスで・・・杉上小学校前で下車し徒歩15分です。)
・ホームページ:
鎌田鍼灸治療院
・施術日時:
平日受付 午前9~12時  午後3~7時
土曜9~2時まで。
祝祭日は基本行います。日曜休診。 予約優先制。
・出張:
基本していませんが相談して下さい。
患者さんの予約状況により行う場合もあります。
・施術内容&費用:
針灸治療3000円。(初診料1000円)
保険治療で2000円~2300円になります。
・資格:
はり師 きゅう師
・経歴&自己紹介:
鎌田鍼灸治療院の院長 鎌田洋典(37才)です。

明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)で平成2年より施行された、はり・きゅう師国家試験合格後、鍼灸学士として卒業。

不妊症・不育症治療専門の明生鍼灸院(名古屋市)で治療・研究後、開業しました。

全日本鍼灸学会会員NPO不妊カウンセリング学会会員
第57回全日本鍼灸学会
第58回全日本鍼灸学会 論文発表

・ポイント:
 開業後は主に整形外科疾患・・・
(頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、首の痛み、頚椎症、頚腕症候群、胸郭出口症候群、肩の痛み・肩こり、五十肩、背中の痛み、ヘルペス後神経痛、手根管症候群、腱鞘炎、ヘルニアから来る腰痛・坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、肋間神経痛などいろんな神経痛・しびれ、知覚障害、ギックリ腰、寝違い、股関節痛、膝関節痛、捻挫、交通事故後遺症・ムチウチ、スポーツ障害など)の治療を行いました。

 一般的に、治療院の半分位は、局所治療のみを行うようです。(例えば、どこの筋肉の圧迫による神経痛や炎症とか)、しかし局所の炎症や痛みが強い場合、局所治療は却って炎症や痛みを強めるため症状が悪化する場合があります。

 そういう状態になり当院に来院される方が多いです。そうなると、当然治癒が遅くなります。

 そうさせないためには、局所治療以外にも、治療手段を持っていなければいけません。

 当院では、局所治療は現代医学的な治療法(運動鍼、灸治療、温灸器治療、骨盤調整法、吸玉療法)で行います。

 しかし、局所治療が有効でない場合は、東洋医学的な治療(脈診、舌診・腹診などによる経絡治療、中国医学治療、イオンパンピング療法、刺絡治療、自律神経免疫療法、陰陽太極針法、経筋治療、経絡テスト、操体法など)を行います。

 患者さんや、病状で治療法を選択します。

 ◎例えば簡単に首肩のコリ・痛みについて話をしますと・・・

 先程の局所治療で改善されない場合、よく見落とされる事が2つあります。一つは胸郭出口症候群です。

 病院でレントゲンを撮り筋肉はレントゲンでは写らないため、異常なし又、少しでも首の骨に異常があるとそこの治療を行うため症状は変わりません。

 これを見つけるには簡単なテストで解ります。それにより術者・患者共に異常原因が解り治療により即効性が高いため「今までの痛みは何だったんだ。楽になった」と喜ばれます。

 もう一つは胃腸から来る肩コリです。
胃腸と関連のある経絡(気の通り道)が首肩にあり、胃腸の疲れ、冷え、過食などにより肩コリとして出るのです。だからなかなか肩を揉んでもらっても楽になりません。

 しかし、胃腸の治療を行うと、その場で肩コリが楽になる場合も多いですよ。肩こりにならない養生や改善するツボを教えています。

 ◎例えば腰痛に関しても・・・・・

 解剖学的に何番の腰椎が悪いとか、どこの神経が圧迫されていると分かって治療しても、局所治療で悪化したり、無効だったりします。

 そういう時は、東洋医学的にどこの経絡が悪いと分かれば、腰と関係のない腕に治療して、腰痛が改善したり、腰の炎症を取るために、足にお灸をしたり、刺絡をしたりします。それで改善する事もよくあります。

 使用する鍼は、使い捨ての鍼を数ミリ刺す位であまり痛くありませんし、灸も温かい温灸器で気持いいですよ。

 しかし、症状によっては、患者さんの希望や承諾があれば、少し深い鍼や、熱いお灸も行います。相談しながら治療していきます。

 他に当院の得意とする疾患は・・・
不妊症、不育症、生理不順、生理痛、不正出血、更年期障害、冷え性、逆子など婦人科疾患。

 不眠症、自律神経失調症、神経症やパニック障害など。

 膠原病(関節リウマチ、強皮症、線維筋痛症など)、アトピー、アレルギー性鼻炎・結膜炎、喘息など免疫疾患。

 眼性疲労、耳鳴り、めまい、メニエール症候群、高血圧、消化器系疾患や、脳血管後遺症など多岐に渡ります。

 他にも上記以外の症状でお困りの方まずは、お電話だけでもして下さい。

 特に関節リウマチ(免疫病で複数の関節の炎症・変形による痛みなどがある進行性の難病)に関しては独自の治療により第57,58回全日本鍼灸学会で論文発表しました。

 57回では、薬が効かず寝たきりとなったリウマチ患者を鍼灸治療のみで、2時間の歩行が出来るまで回復した例を発表。
 本大会において開業鍼灸師のリウマチ症例発表自体が十数年以上ありませんでした。

 58回では鍼灸治療で症状、血液検査が改善し、薬を中止しても悪化せず、はり灸中止後も数年維持している寛解例を発表しました。

 寛解例発表は60年近い歴史の中で初めてだと思われます。当院の特色の一つです。

 以下に膠原病の症例1~7まで記しました。興味ある方は読んで下さい。

       
 【症例1】・・・Kさん 56才 リウマチ
(主訴)両方の手・肩・肘・膝・足関節の炎症(腫脹、熱感、痛み、発赤、機能障害)、歩行困難
(経過・結果)93年手指こわばり 94年リウマチ診断 以後、止痛薬、ステロイド、免疫抑制薬と増え、強い薬となってゆく
炎症反応(以後CRPと記す)は最大17.5(正常値0.5以下)
03年薬効かず歩行困難で来院 半年後薬中止、強い痛みで寝たきりとなる CRP8。
1年後CRP1.99、以後1点台を維持し06年秋CRP、RAPA抗体共に正常になり以後現在まで維持。薬中止時と比較して痛み・リウマチ活動性・生活不便度・運動機能全て90%以上改善。2時間歩行、運転、家事が出来る程改善し2年程維持しています。

 【症例2】・・・Mさん 55才 リウマチ
(主訴)右肩、右手首の炎症。しかし肩→首→膝→など痛む箇所変化する
(経過・結果)H7年リウマチ診断 非ステロイド、ステロイド注射、免疫抑制薬と増える その副作用で喘息となりステロイド、気管支拡張薬服用
H15年来院 5ヶ月34回の治療。関節の痛み改善し楽になる、医師の指示の下で薬が減量、中止となる もう少し治療継続勧めるが現状に満足しているので、希望により針灸治療中止。
その後5年経過、薬使わず、血液検査正常、リュウマチ症状なく嬉しいとの事。仕事も始めていた。鍼灸治療中止して5年維持できているのは免疫力高まり維持しているからだと思われます。

 【症例3】・・・Nさん 50才 リウマチ
(主訴)手首、足首、膝の痛み
(経過・結果)97年右手首痛い 02年リウマチ診断 止痛薬、ステロイド、免疫抑制薬服用
03年秋薬で痛みが変わらないし膝痛で正座出来ないと来院 CRP5.6
1年過ぎた位でCRP正常 以後医師の指示で薬が減量・中止となる
07年夏CRP,RF(リウマトイド因子)、血沈全て正常値 手首に少し炎症残るが力仕事して次の日は楽になるし、現状に満足しているので様子を見たいと針灸治療中止。
1年半後、薬も飲まず、手首の炎症無く、血液検査も正常を維持しているとの事。あんなに痛かったのがウソのようだとの事。

 【症例4】・・・Nさん 67才 リウマチ
(主訴)両方の肩、手首、膝、足首の炎症による痛み 歩行困難
(経過・結果)8年半前手指こわばり 6年半前リウマチ診断 以後4年関節にステロイド注射と服用、免疫抑制薬 H17年秋中止
H18年春来院 RF510(正常値20以下)CRP2.91(正常値0.3以下)
しだいに炎症和らぎ、歩行しやすくなり2年近く経ったH20年春RF45、CRP0・58となり、痛み・リウマチ活動性は共に90%改善したとの事。ここに来なかったら今頃寝たきりだったと感謝され共に嬉しいです。より良くなるため治療中。

 【症例5】・・・Nさん 37才 リウマチ。線維筋痛症の疑い
(主訴)手指、腕、ふくらはぎ等の炎症、他にパニック障害、生理不順、
(経過・結果)H18年夏来院 抗核坑体1280(正常値80以下) 治療2ヶ月まは好転反応で症状少し強まる 3ヵ月経つと少し主訴安定し、パニック障害の薬も要らなくなり現在まで数年要らない。リウマチ症状少なくなり、出てもすぐ治まるようになる。
1年近くで主訴90%改善した。生理不順も改善し、不育症のリスクとなる可能性のある抗核抗体も正常値となった。すぐに妊娠、出産で一時針灸治療中止。いろいろな病気が改善し大変喜ばれた。

【症例6】Yさん 50才 関節リウマチの疑い
(主訴)半年前から朝の手のこわばりと、袋・瓶開けられない程力入らない、手指、手首、膝、足首の痛み
(経過・結果)数年前からRFは高かった。主訴が半年前から出てRF70(正常値35以下)、抗核坑体160(80以下)。
9回の治療で主訴全て無くなった。次回の血液検査で全て正常値となり針灸治療中止。この方は、症状がかなりあるがリウマチとは診断されない。もう少し悪くならないと診断も薬も出せないと言われたらしい。診断下る頃には随分進行することになるから、こういうリウマチの疑いや早期リウマチなどは特に治療効果が出やすい事が多く、この時期に針灸治療をお勧めします。

【症例7】Tさん 31才 強皮症の強い疑い
(主訴)風邪の後、熱が続き悪寒、頭痛、手足の冷え、味覚障害、嗅覚障害、食欲無い
(経過・結果)H16年春来院 3回の治療で平熱になり5回で主訴全て改善 その後すぐ不節制(夜更かしして肉や菓子の過食・冷飲食など)続きで微熱再発。養生の説明、指示のしなかった事悔やむ。病院にて強皮症の強い疑い。抗体320(80以下)
3回の治療で症状無くなったが抗体160あるのでもう少し治療を勧めるが本人希望で治療中止。1年後、微熱4日続いて来院。養生の重要性説き呼吸法のみで平熱に下がる。自宅で続けるように指示し、養生すればまず発病しないと説明。3回の治療後抗体正常値となり治療中止。症例6同様、膠原病の疑いの時期や、早期リウマチ段階での治療は効果が出やすい事が多いです。

2009年8月10日熊本市南区の鍼灸マッサージ院・整骨院

Posted by shintani0612